2006年06月06日
「俺様」サイトはスカンを食らう
今や、パソコンユーザーにとっては何をするにも「Webサイトで調べる」時代。
現在において、Webサイトが存在しないということは、名刺や会社案内がないのと同じような意味になりつつあります。

・デートをしたいけどいいお店はないかな? →サイトで良い店を探す
・この会社のサービスを知りたい →資料請求以前にまずサイトで概略を調べる
・買いたいものがあるけど、どのお店で買おうか? →価格・商品・店の対応をサイトで調べる
・映画が観たいけど何をやってるかな →上映案内サイトで調べる

など、パソコンユーザーにとって、Webサイトは「何でも調べられる最新の百科事典」になっているわけです。
そういう時代であるからこそ、「ホームページがないと問題なので」「他の会社も作っているからとりあえず」との思いでWebサイトを持つようになった企業様も多いことでしょう。

しかしながら、最近、「作ったことは作ったが本当に意味があったのか?」「全く反応がない」「全然活用されてないようだ」という企業様のご相談が増えています。

なぜ、そんなことが起こるのでしょうか?
私たちは、そんな半ば死んだ(機能していない)サイトを見ると、原因がすぐわかります。もちろん、企業様によって原因はそれぞれなのですが、共通で言えることは

ユーザー目線の欠如 + ユーザーの目的を無視している

ということです。

そもそもWebサイトに訪問して来た人は、何か目的をもって訪れています。サービスを知りたい、会社を知りたい、何かを調べたい…などなど。
訪問者は、自分が求めているものが、サイトに訪れてすぐ見つけられれば、じっくり中を読み進んでいくでしょう。反対に求めている情報がそこになければ(または、どこにあるか見つけられなければ)「ここには求めている情報はない」「どこにあるかわからない」「他のところで調べよう」となり、すぐに帰ってしまうのです。

ところが、企業側はユーザーが何を望んでいるかを無視して、自分たちが言いたいこと、やりたいこと、見せたいことをとにかく優先してサイトを作りがちです。サイトを作る際に、企業側の都合だけを考えて作っていると「反応がない」「訪問者はいるがすぐ帰ってしまう」「問い合わせに結びつかない」ということになってしまいます。

訪問者は、探している情報をすぐに探して見つけたい、と思っているのです。その前にいろいろなものを強制的に見せられたり、探したいものがどこにあるかわからないようなサイトだと、すぐに帰ってしまいます。

例をあげれば、大きな音の入った長〜いトップページのイメージFLASH。
確かにFLASHは、イメージアップが目的でデザイン重視のサイトであればとても効果的です。しかし、それが新サービス案内であり、訪問者はそれ以外のサービスについて知りたくて訪問しているとしたら、FLASHを全部見終わらないとメニューに行けないとしたら…、問題です。
またトップページに戻るたびにその新サービスのFLASHが出てくるような作りだったりしたら、「もう見たくない!ウザい!」となり、訪問者の満足度もガタ落ちです。


あなたのサイト、効果がない、機能していない、と思われるなら、まず考えてみてください。

自己都合な「俺様」なサイトになっていませんか?
あなたのサイトに訪問してきた人は、なぜそのサイトに来たのでしょうか?

そこに気付くことが、Web再生の第一歩です。

<村上恵美子>